○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので順次発言を許します。六番袴田謙弥君。
◆六番(袴田謙弥君) 議案第二十号平成五年度能代市
水道会計補正予算について反対討論いたします。言うまでもなく、水道もガスも市民生活にとって不可欠のものであり、生活の基盤を支える重要な事業であります。議案第二十号には消費税が算入されております。この消費税は、御承知のとおり、弱者いじめ、国民いじめの税金として悪評の度合いがますます高くなっています。しかも深夜、突如として七%の福祉税という名での
実質消費税の引き上げを発表し、予想を超えた世論の反撃の前にろうばいし、即、取り下げるという前代未聞の政治的醜態をさらしました。市民が望んでいるのは消費税の廃止であります。以上の観点から、議案第二十号は認めがたく反対を表明します。
○議長(大和市郎君) 次に、三番平山清彦君。
◆三番(平山清彦君) 議案第二十号平成五年度能代市
水道事業会計補正予算について賛成の討論を行います。本補正予算は、料金に消費税が転嫁されておりますが、当会計は納税義務を持った事業会計であり、税法上、料金に消費税を講じたことは公営企業として基本的な義務であります。よって、本補正予算は妥当と認め、賛成いたします。
○議長(大和市郎君) 以上で通告による討論は終わりました。他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の議案第二十号平成五年度能代市
水道事業会計補正予算について御異議がありますので、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本案は
委員長報告のとおり決しました。ただいま決しました案件を除き、他の案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は
委員長報告のとおり決しました。
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△各
委員長報告
○議長(大和市郎君) 日程第一二、承認第一
号専決処分の承認を求めることについて、日程第一三、承認第二
号専決処分の承認を求めることについて、日程第一四、議案第十号平成五年度能代市
一般会計補正予算、以上を議題といたします。各委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。
山木総務委員長。 (
総務委員長 山木雄三君 登壇)(拍手)
◎二十五番(山木雄三君) ただいま議題となりました承認第一号、承認第二号及び議案第十号中、
総務委員会に付託なりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第一
号専決処分の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。本件は、平成五年度能代市
一般会計補正予算の専決でありまして、条文の第一条では、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三千五百万円を追加し、予算の総額を二百五億七千五百九十九万一千円と定めております。 次に、歳入でありますが、一款市税は二千百万円の追加で、個人市民税及び法人市民税の現年課税分であります。二
款地方譲与税は一千四百万円の追加で、
自動車重量譲与税及び
地方道路譲与税であります。 審査の結果、条文及び歳入は承認すべきものと決定いたしました。 次に、承認第二
号専決処分の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。本件は、平成五年度能代市
一般会計補正予算の専決でありまして、条文の第一条では、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三十七万円を追加し、予算の総額を二百五億七千六百三十六万一千円と定めております。 次に、歳入でありますが、十六款諸収入は三十七万円の追加で、これは平成六年一月十四日能代市
字寿域長根地内の路上において発生した
公用車衝突事故に伴う弁償金と
全国市有物件災害共済会共済金であります。 審査の結果、条文及び歳入は承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第十号平成五年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。まず、条文でありますが、第一条では、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ九億九千七百九十万円を追加し、予算の総額を二百十五億七千四百二十六万一千円と定め、第二条では、継続費の変更について、第三条では、繰越明許費について、第四条では、
債務負担行為の追加及び変更について、第五条では、地方債の追加及び変更についてそれぞれ定めております。 次に、歳入でありますが、一款市税は百二十万円の減額で、これは市たばこ税の減額のほか、
特別土地保有税の追加が主なものであります。二
款地方譲与税は一千二百万円の追加で、三
款利子割交付金は二千三百万円の追加であります。五
款自動車取得税交付金は一千五百万円の減額で、六
款地方交付税の一億一千四百万円の追加は、普通交付税であります。八款分担金及び負担金は九百九十四万二千円の追加で、九款使用料及び手数料は二百三十三万一千円の追加であります。十款国庫支出金は七億三千百九十二万七千円の追加で、十一款県支出金は七千九百三十八万二千円の追加となっておりますが、これらはいずれも各事業の決定及び内示による補正であります。十二款財産収入は五千四百九十八万一千円の追加で、財政調整基金等の利子のほか、
土地売払収入の追加が主なものであります。十三款寄附金は七十三万二千円の追加で、(仮称)美術展示館建設費寄附金等であります。十四款繰入金は一億八千百九十四万五千円の減額で、財政調整
基金繰入金の減額等が主なものであります。十六款諸収入は一億五千八百五万円の追加でありますが、これは
全国市有物件災害共済会共済金の追加のほか、貸付金元利収入の減額が主なものであります。十七款市債は九百七十万円の追加で、能代河畔公園整備事業債等であります。 審査の過程において、庁舎建設基金の運用状況について触れられ、当局から、六カ月の大口定期が一口、五年間の貸付信託が五口で運用しており、今回計上した利子は満期日が五年十一月三十日の大口定期及び普通預金分である。なお、貸付信託分の満期については、六年が二口、九年が二口、十年が一口となっており、その時点で利子を計上することになる、との答弁があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。一款議会費は十九万三千円の減額であります。二款総務費は二億八千百十四万四千円の追加で、財政調整基金積立金とふるさと創生基金積立金のほか、年度末の整理が主なものであります。 審査の過程において、ふるさと融資制度について触れられ、当局から、本制度は地域づくりを推進する民間活動事業を支援するための融資制度で、その内容は借入総額の二〇%以内を無利子で融資するというもので、ふるさと財団を通して貸し出すことになる。本市では六年二月一日付で貸付要綱を制定し、二月十日付の広報のしろでこの制度の周知を図ったが、三月、六月、十月が申し込み時期であり、PRに努めていきたいと考えている、との答弁があったのであります。 次に、九款消防費は十八万四千円の減額で、消防一部事務組合負担金の減額等であります。 次に、十二款公債費は六億四千七百七十二万七千円の追加で、特定資金公共事業債繰上償還金の計上のほか、長期債利子の減額が主なものであります。 以上で、質疑の概要を終わり、次に討論について申し上げます。消費税は廃止すべきであり、消費譲与税が計上されている本予算は認めがたい、との一部意見があったのであります。 審査の結果、条文及び歳入と歳出一款議会費、二款総務費、九款消防費、十二款公債費は多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) 次に、
戸松文教民生委員長。 (
文教民生委員長 戸松正之君 登壇)(拍手)
◎十三番(戸松正之君) 承認第二号及び議案第十号中、
文教民生委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第二
号専決処分の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。専決第三号平成五年度能代市
一般会計補正予算中、歳出四款衛生費は三十七万円の追加で、この内容は、平成六年一月十四日、市内寿域長根地内で路面凍結のため、市ごみ収集車と個人所有の自家用車双方がスリップして正面衝突した事故の処理費用の計上であります。 審査の結果、歳出四款衛生費は承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第十号平成五年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。歳出三款民生費は五千四百四十三万六千円の追加で、この主な内容は、精神薄弱者援護施設委託費及び生活保護費の追加と年度末の整理であります。 審査の過程において、高齢者住宅整備資金貸し付け及び母子寡婦家庭住宅整備資金貸し付けの利用者が減少していることから、もっと利用しやすい条件整備ができないかとただしたのに対し、当局から、高齢者住宅整備資金貸し付けは、限度額が百万円となっているが、高齢者の居室整備に併せてそれ以外の部分を整備するには、別の資金も借りる必要があるためか、照会はあるものの利用する人は少ない状況となっている。また母子寡婦家庭住宅整備貸し付けは、限度額が百五十万円となっているが、これも他の自己資金等のめどが立たないためか、利用者がいない状況となっている。また、現在の建築価格に比べると貸し付け額が小さいためか、県内都市の中には、市単独で上乗せして貸し付けしているところもあることから、当市でも検討してみたい、との答弁があったのであります。 次に、四款衛生費は五千三百八十六万二千円の減額で、この主な内容は、廃棄物処理施設整備事業費の請負差額の減額と合併処理浄化槽設置整備事業費の追加のほか、年度末の整理であります。 審査の過程において、肺がん健診の業務委託料が減額されていることについて触れられ、当局から、平成五年度から山本組合総合病院へ業務委託し、肺がん健診を実施する計画であったが、組合病院では、その後業務の都合から、これができない状況となったため減額したもので、六年度についても条件整備ができないということで予算計上をしていない。肺がん健診は市の保健センターでも実施しているが、組合病院側でも努力するということであり期待している、との答弁があったのであります。これに対し、最近肺がんがふえる傾向にあることから、組合病院としても早期にこれに取り組まれるよう強く働きかけてもらいたい、との要望があったのであります。 また、合併処理浄化槽設置整備事業の実施時期について触れられ、当局から、国の三次補正として、平成五年度に新たな公共事業を追加するということで合併処理浄化槽設置整備事業も計画したが、この事業は事業を実施する方々がいないと計画ができないことから、六年度で実施を希望した方々の中から早期に着工が見込めるものについて、五年度で予算措置をしたもので、これは五年度の予算であるため年度内に完成させることが原則であるが、議決から年度末までの期間が短いため、年度内に完成できないことから繰越明許費としたものである。この事業はこれまでも広報等でPRをしてきたが、新築増、改築に当たりアドバイスができるよう設計士や建築業者の方々にもこういう制度があることをPRしてまいりたい。なお、国、県に対しては補助枠を拡大し、できるだけ多くの方々がこの事業を実施できるように働きかけてまいりたい、との答弁があったのであります。 次に、五款労働費、二項労働施設費は二万五千円の追加で、これは年度末の整理であります。 次に、十款教育費は三千八百二十六万九千円の減額で、この主な内容は、能代商業高等学校特別教室棟建設事業費及び竹生小学校プール建設事業費の請負差額の減額のほか、年度末の整理であります。 審査の過程において、小、中学校の新年度用消耗品の追加配分方法について触れられ、当局から、当初予算では各校の規模に応じてそれぞれ消耗品の予算を配分しているが、学校の規模にかかわらず新年度に備えて各校で共通のものを備える必要があることから、これまでも各校に一律十万円を年度末に財源を操作の上、追加配分している、との答弁があったのであります。 次に、十一款災害復旧費、四項文教施設災害復旧費は五万一千円の追加であります。 審査の結果、歳出三款民生費、四款衛生費、五款労働費、二項労働施設費、十款教育費、十一款災害復旧費、四項文教施設災害復旧費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) 次に、梅田産業経済委員長。 (産業経済委員長 梅田味伸君 登壇)(拍手)
◎五番(梅田味伸君) 議案第十号中、産業経済委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出五款労働費、三項労働諸費は六十四万九千円の減額で、この主な内容は、出稼互助会加入負担金の追加と、広域福祉センター運営費負担金の減額のほか、年度末の整理であります。 次に、六款農林水産業費は七千五百六十四万三千円の追加で、この主な内容は、先進的農業生産総合推進対策事業費、緊急種子確保対策事業費補助金の計上や、緊急農村整備事業費補助金の追加と、明日を担う自立専業農家育成事業費補助金の減額のほか、年度末の整理であります。 審査の過程において、明日を担う自立専業農家育成事業費補助金について、その減額の理由と、今後の見通しについて触れられ、当局から、本事業は、経営規模の拡大を図る農業者に対し助成金を交付するものであるが、農地の利用権設定面積が、当初見込みよりも少なかったことから減額したもので、その理由としては、実績の多かった平成四年度をもとに積算したことに加え、冷害の影響もあったものと思われる。しかし、それでも利用権設定面積は、平成二年度、三年度よりも多く、今後も増加するものと考えている、との答弁があったのであります。 また、昨年の冷害による稲作被害のため、今年の種子確保が心配されていることに触れられ、当局から、このことについては県の種子協会で調整をしているが、冷害により本種子は不足しているものの、準種子があることから、十分に供給できると聞いている、との答弁があったのであります。 また、新年度の減反緩和に対応するための復田に対する取り組みについて触れられ、当局から、新年度の減反面積が緩和されたことにより、緩和面積を復田に結びつけたいということで、復田の希望調査を行い、これに基づいて転作等目標面積を配分したところである。復田の希望のあった二百四十五ヘクタールのうち百ヘクタールについては、国・県などの補助により実行されるが、残りの百四十五ヘクタールについては、個々の農家が自力で復田することになっている、との答弁があったのであります。これについて、復田は国の政策にもよるものの、先の見通しがないと取り組めないことから、市の将来にわたる対応を示す必要があるのではないかとただしたのに対し、当局から、これまでも将来に向けた施策として複合経営等を推進してきているが、今後とも農家が安心して農業を営むことができるよう検討を重ねてまいりたい、との答弁があったのであります。 次に、七款商工費は二千五十一万七千円の減額で、この主な内容は、中小企業等融資対策費の減額のほか、年度末の整理であります。 審査の結果、歳出五款労働費中、三項労働諸費、六款農林水産業費、七款商工費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。(拍手)
○議長(大和市郎君) 次に、
渡辺建設委員長。 (建設委員長 渡辺千代之助君 登壇)(拍手)
◎二十六番(渡辺千代之助君) 承認第一号及び議案第十号中、
建設委員会に付託なりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第一
号専決処分の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。専決第一号平成五年度能代市
一般会計補正予算中、歳出八款土木費は三千五百万円の追加で、この内容は、今冬の大雪に対する除排雪対策費の追加計上であります。 審査の結果、歳出八款土木費は承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第十号平成五年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。 初めに、歳出五款労働費、一項失業対策費は十五万円の減額で、高年齢者就業機会開発事業費の整理であります。 次に歳出八款土木費は五千二百七十八万八千円の追加で、この主な内容は、国の第三次補正予算に係わる事業として、能代港改修工事負担金、温泉一号線、河畔公園整備事業のほか、下水道事業特別会計繰出金の減額及び各事業における年度末の整理であります。 審査の過程において、今冬は除雪計画について自治会長への説明会を見合わせているが、そのことで何か問題はなかったのかとただしたのに対し、当局から、除雪計画に特に変更がない限り、例年同じ内容の説明会となり、自治会長からの意向もあって中止したが、新しく自治会長になった方には、直接説明に出向いており、説明会を中止したことが原因での苦情等はなかった、との答弁があったのであります。 また、誕生記念木植樹にかかる費用の減額について触れられ、当局から、当初、四百五十人を対象に、過去の実績から約七割の参加を見込んで三百二十人分を計上していたが、天候が悪かったことなどで二百五十九人の参加者となったためである。なお、この周知に関しては本人へ直接通知するほか市の広報にも掲載している、との答弁があったのであります。 また、東能代駅前土地区画整理事業で審議会が開催されず、審議会委員の報酬が減額整理されているが、事業が遅れているのかとの質疑があり、当局から、平成五年九月に確定測量を終了しているが、境界について隣接している数人の地権者間で話合いがつかず、全体の面積確定ができないため清算に入って行けずにいる。事業をこれ以上遅らせるわけにはいかないので、地権者の説得に努めるとともに何らかの方法を検討し進めてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、国の第三次補正に伴う追加事業と、新年度事業との関係について触れられ、当局から、第三次補正分は繰越明許費であり、四月には発注し七月いっぱいをめどに完了したいと考えているが、新年度事業は国の補助金交付決定があってからの発注となり、それが早ければ工事がかち合うことも考えられる、との答弁があったのであります。 次に、歳出十一款災害復旧費、三項公共土木施設災害復旧費は九万円の減額であります。 審査の結果、歳出五款労働費、一項失業対策費、八款土木費と十一款災害復旧費、三項公共土木施設災害復旧費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各
委員長報告の議案第十号平成五年度能代市
一般会計補正予算について御異議がありますので、起立により採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本案は、各
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は各
委員長報告のとおり決しました。 この際、休憩いたします。午後一時会議を再開いたします。 午前十一時五十二分 休憩
--------------------------- 午後一時一分 開議
△
総務委員長報告
○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第一五、議案第一号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第一六、議案第二号能代市
ふるさと創生基金設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について、日程第一七、議案第二十七号平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算、日程第一八、議案第二十八号平成六年度能代市常盤財産区特別会計予算、日程第一九、議案第二十九号平成六年度能代市鶴形財産区特別会計予算、日程第二〇、議案第三十号平成六年度能代市檜山財産区特別会計予算、日程第二一、議案第三十六号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第二二、議案第三十七号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第二三、議案第三十八号能代市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第二四、議案第四十二号平成六年度能代市浅内財産区
特別会計補正予算、日程第二五、議案第四十三号平成六年度能代市常盤財産区
特別会計補正予算、日程第二六、議案第四十四号平成六年度能代市鶴形財産区
特別会計補正予算、日程第二七、議案第四十五号平成六年度能代市檜山財産区
特別会計補正予算、以上を議題といたします。
総務委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。
山木総務委員長。 (
総務委員長 山木雄三君 登壇)(拍手)
◎二十五番(山木雄三君) ただいま議題となりました案件に対する
総務委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第一号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、「労働基準法の一部を改正する法律」が、平成六年四月一日から施行されることに伴い、職員の勤務時間を一週四十時間に改めようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二号能代市
ふるさと創生基金設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、第二次ふるさとづくり事業に係る基金の運用益を歴史と文化の香りづくり事業に充てるため、所要の改正をしようとするものであります。 審査の過程において、第一次ふるさとづくり事業として取り組んできたバスケの街づくり事業の今後の進め方について触れられ、当局から、同事業については能代市の全国的にも通用する地域づくり事業として位置付けしており、これまでも子ども館前広場や児童公園などにバスケットリングを四十九基設置するなど、市民がバスケットボールに親しめる環境づくりを進めてきているほか、ミニバスケットボールスポーツ少年団の東北大会での活躍など底辺拡大も順調に進んできている。今後は、審判員も含めた指導者の養成、小、中学校における底辺拡大や3オン3バスケットボールの普及などに取り組んでいきたいと考えており、財政事情を考慮しながら、教育委員会とともに息の長い事業として推進していきたい、との答弁がありましたが、これに対し、各学校においては体育館のスペース面からバスケットボールなどの部活動が十分にできないような状況にあるので、何らかの対応策を検討願いたい、との要望があったのであります。 また、第二次ふるさとづくり事業を展開するに当たって、今までのバスケの街づくり事業ではなく、歴史と文化の香りづくり事業とした経緯について触れられ、当局から、第二次ふるさとづくり事業の方向付けを決めるに当たっての市民懇談会の中で、方向としてはふるさとの歴史と郷土愛、ふるさとの文化、能代のイメージづくりなどを進めるべきであるとの意見があり、今回、新たに歴史と文化の香りづくり事業に取り組むこととしたもので、バスケの街づくり事業については一般財源を充当し事業を継続したい、との答弁がありましたが、これに対し、バスケの街づくり事業はネーミングも素晴らしく、能代のイメージアップを図る上で、非常によい企画であったと考えるが、市民の間では六年度は同事業が後退したとの印象が強いことから、どのようなPRを図っていくのかとの質疑があり、当局から、今後も広報やパンフレットなどによる周知のほか、能代カップなどの各種大会など機会をとらえPRに努めていきたい、との答弁があったのであります。 また、歴史と文化の香りづくり事業を展開するに当たっての今後のスケジュールについて触れられ、当局から、今後設置を予定している具体化に向けた市民懇談会に事務局案を示し、方向、テーマなどを協議した上で、具体的に事業計画案を取りまとめ、九月議会に事業実施に伴う予算を計上したいと考えている、との答弁がありましたが、これに対し、市民懇談会の人選に当たっては、若い層や新しい団体にも考慮していただきたい、との要望があったのであります。 また、ふるさと創生基金の元金の使途について触れられ、当局から、ふるさとづくり事業は基本的にはソフト事業に充てるということで交付税措置されていることから、本市としても当面ソフト事業を展開していきたいと考えている。しかし、将来的に市民の機運の醸成によってハード事業を考えなければならない場合は、同基金の充当や他の有利な財政支援措置など財政的な面も含め、次期の総合開発計画策定の段階で検討したいと考えている、との答弁がありましたが、歴史と文化の香りづくり事業についても、将来的に基金を取り崩した場合、一般財源で対応していく考えはあるのかとの質疑があり、当局から、同事業は継続していきたいと考えており、次期計画の中にはそれらを盛り込みたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、いずれハード事業に行くとしても、ソフト事業の展開にはある程度の見通しを持つことが必要ではないかとの質疑があり、当局から、一応のめどとして五年間をスパンとして考えており、このソフト事業を展開するに当たっては、継続性のある事業として進めたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十七号平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一千四百二万六千円と定めております。この主な内容は、歳入においては財産区
基金繰入金と基金利子で、歳出では財産管理費と
一般会計繰出金であります。 審査の過程において、能代産業廃棄物処理センターにかかわる裁判の進捗状況と、一部で報道された「和解」について触れられ、当局から、今まで四回の口頭弁論が行われ、原告からの訴訟内容について代理人が準備書面で弁論をしている状況であり、財産区としては、財産の管理に手落ちはないことから、去る十二月に請求却下の判決を求めている。また、財産区では機会あるごとに同センターに対し、汚水防止対策をするよう申し入れをしてきたが、その結果、同センターでは二月ころから遮水壁工事に入っているので、原告側と被告の同センターに対し、合意点を見出せるものであれば無意味に裁判を長引かせるのは互いの本意ではないだろうとの推測から、できるものならば和解をした方がよいのではないかと、進言の意味で財産区の代理人の弁護士が申し述べたものである、との答弁があったのであります。 また、今後、遮水壁工事によって汚水防止が図られた場合、財産区が同センターに汚水防止対策用として貸している土地の取り扱いはどうなるのか、との質疑があり、当局から、同工事が終わり、汚水の浸出が止まれば、汚れた地域について深さ、面積を確認して、新しい土に入れ替えてもらったあと、返地してもらう考えである、との答弁があったのであります。 以上で質疑の概要を終わり、次に討論について申し上げます。本予算には、裁判の応訴費用が計上されており、これは認めがたい、との一部意見があったのであります。 審査の結果、多数をもって本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十八号平成六年度能代市常盤財産区特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五百四十九万六千円と定めております。 次に、議案第二十九号平成六年度能代市鶴形財産区特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三百二万一千円と定めております。 次に、議案第三十号平成六年度能代市桧山財産区特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五百九十三万八千円と定めております。 以上、三財産区特別会計予算の主な内容は、歳入においては財産区
基金繰入金と林業費補助金のほか、基金利子で、歳出では財産管理費であります。 審査の過程において、鶴形財産区の基金残高が少なくなっているが、今後どのような対応を考えているのかとの質疑があり、当局から、同財産区の基金残高は五百四万二千円となっており、若干の歳入はあるものの年間の運営費が約三百万円ほどであるため、今後数年間で基金の残高がなくなることが考えられるが、今後のあり方については管理会の中でも話し合われており、検討していかなければならないことである、との答弁があったのであります。 審査の結果、議案第二十八号、議案第二十九号及び議案第三十号は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十六号特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、市長等の常勤特別職職員の給料額等について改正しようとするもので、附則において、平成六年四月一日から施行するとしております。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十七号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、議会の議員及び各種委員の報酬額等について改正しようとするもので、附則において、平成六年四月一日から施行するとしております。 なお、本案中、議会議員の報酬改定については、現在の当地域の経済情勢等を考えると、今、これを引き上げることは認めがたい、との一部意見がありましたが、審査の結果、多数をもって本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十八号能代市消防団に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、消防団員の報酬額等について改正しようとするもので、附則において、平成六年四月一日から施行するとしております。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十二号平成六年度能代市浅内財産区
特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ六万二千円を追加しようとするものであります。 次に、議案第四十三号平成六年度能代市常盤財産区
特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ五万五千円を追加しようとするものであります。 次に、議案第四十四号平成六年度能代市鶴形財産区
特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ四万円を追加しようとするものであります。 次に、議案第四十五号平成六年度能代市桧山財産区
特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ五万八千円を追加しようとするものであります。 これら四財産区
特別会計補正予算の内容は、いずれも財産区管理委員の報酬改定に伴うもので、歳入においては
基金繰入金の追加で、歳出では財産区管理会費等の追加であります。以上の四案は一括して審査したのでありますが、審査の結果、議案第四十二号、第四十三号、第四十四号及び第四十五号はいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の議案第二十七号及び議案第三十七号について御異議がありますので、順次採決いたします。 まず、議案第二十七号平成六年度能代市浅内財産区特別会計予算について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本案は
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第三十七号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。 よって本案は
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は
委員長報告のとおり決しました。
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△
文教民生委員長報告
○議長(大和市郎君) 日程第二八、議案第三号能代市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部を改正する条例の制定について、日程第二九、議案第三十一号平成六年度能代市と畜場事業特別会計予算、日程第三〇、議案第三十二号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計予算、日程第三一、議案第三十三号平成六年度能代市老人保健医療特別会計予算、日程第三二、議案第三十九号教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第三三、議案第四十六号平成六年度能代市
国民健康保険事業特別会計補正予算、日程第三四、
文教民生委員会に付託した陳情三件、整理番号第九十九号、第百号、継続審査中のもの第八十八号、以上を議題といたします。
文教民生委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。
戸松文教民生委員長。 (
文教民生委員長 戸松正之君 登壇)(拍手)
◎十三番(戸松正之君) ただいま議題となりました案件に対する
文教民生委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第三号能代市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正等に伴い、廃棄物の減量化を推進し、適正な処理をするため、条例の全部を改正しようとするものであります。 審査の過程において、この条例で設置される廃棄物減量等推進審議会で審議する内容、公害審議会、ごみ対策協議会との整合性について触れられ、当局から、廃棄物減量等推進審議会には、一般廃棄物処理計画を諮問し、答申をいただきたいと考えている。一般廃棄物処理計画は、一般廃棄物の発生量及び処理量の見込み、処理主体及び処理計画、減量化及び資源化の計画、収集運搬、中間処理、最終処分の計画、適正処理困難物の対処等の内容の計画で、公害審議会の審議内容とは異なるものである。また、ごみ対策協議会には、これまでごみダイエットプランに対する貴重な意見や提言をいただいており、基本的には、この方々の了解が得られれば、引き続き廃棄物減量等推進審議会の委員をお願いしたいと考えている。なお、廃棄物減量等推進審議会は条例に基づいた正式な諮問機関となるため、この審議会の設置によってごみ対策協議会は発展的解消という形になる、との答弁があったのであります。 また、一般廃棄物と併せて処理する産業廃棄物について触れられ、当局から、市の一般廃棄物最終処分場には産業廃棄物が直接搬入されるわけではないが、北部と南部の清掃工場に医療系の廃棄物で感染性の恐れがない、滅菌処理後の廃棄物も搬入され、焼却処分されており、衛生組合からこの焼却残渣が入ってくるため、市の一般廃棄物処理計画に規定する必要があるものであるが、これについては、一般廃棄物最終処分場が少しでも延命できるよう、できるだけ受け入れないようにして行きたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十一号平成六年度能代市と畜場事業特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ一千九百九十八万八千円と定めております。この主な内容は、歳入においてはと畜場使用料及び解体料の計上で、歳出ではと殺解体委託料及び一般管理費の計上であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十二号平成六年度能代市国民健康保険事業特別会計予算は、条文において、事業勘定の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ三十六億四千五百五十一万二千円と定めております。この主な内容は、歳入においては国民健康保険税及び療養給付費等に対応した国庫支出金と
療養給付費交付金の計上で、歳出では
保険給付費と老人保健拠出金のほか、一般管理費の計上であります。 審査の過程において、国保会計の今後の収支見通しについて触れられ、当局から、平成五年度については医療費も国保の税収入も確定していないのでまだ決算見込みを出せないが、五年度末の財政調整基金は約七億三千万円の見込みであり、今後の会計の見通しでは、八年度までにはこの基金を充当すれば対応可能との見込みであるが、九年度にはかなりの赤字が予想されることから、今後国、県に対して制度の充実強化をこれまで以上に働きかけて、できるだけ健全財政が維持できるよう努めてまいりたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十三号平成六年度能代市老人保健医療特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ四十九億六千八百十九万円と定めております。この主な内容は、歳入においては医療費に対応した支払基金、国、県及び市の負担割合に応じた交付金並びに負担金の計上で、歳出では医療給付費及び
医療費支給費の計上であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十九号教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、教育長の給料額について改正しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十六号平成六年度能代市
国民健康保険事業特別会計補正予算は、条文において、事業勘定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一万八千円を追加しようとするもので、この内容は、歳入では
一般会計繰入金の追加で、歳出では国保運営協議委員の報酬改定に伴う費用の追加であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。整理番号第九十九号完全学校五日制の早期実現を求める
意見書提出についての陳情は、願意を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 整理番号第百号新学習指導要領の見直しを求める
意見書提出についての陳情は、新学習指導要領は、年間三十五週を前提としてつくられているが、実際は年間四十週ぐらい実施されている。新年度も引き続き実施される月一回の週五日制は、実験校からの報告にもあるように月二回までの週五日制に対応できることから、週五日制を理由に今すぐに見直す必要はないこと、また、新しいことを実施した場合に戸惑いが生じることは避けられないことであり、さらに、この陳情の願意は、九十九号の陳情の願意とは異なり、新学習指導要領の根本的な考え方を変えようとするものと認められることから不採択とすべきである、との少数意見があったのでありますが、願意を妥当と認め、多数をもって採択すべきものと決定いたしました。 なお、採択すべきものとされたこれら陳情に関し、
意見書提出についての議会議案を提出しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、継続審査中の陳情について申し上げます。整理番号第八十八号敬老自治体宣言についての陳情は、高齢者がこの自治体宣言を望んでいるかなお調査を続ける必要があることから、継続審査とすべきものと決定しました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の陳情整理番号第百号新学習指導要領の見直しを求める
意見書提出について御異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本件は
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は
委員長報告のとおり決しました。
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△産業経済
委員長報告
○議長(大和市郎君) 日程第三五、議案第四号能代市
工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定について、日程第三六、議案第五号能代市
工場設置促進条例の一部を改正する条例の制定について、日程第三七、議案第六号能代市
工業団地交流会館条例の制定について、日程第三八、議案第七号能代市
中小企業福利厚生施設整備促進条例の制定について、日程第三九、議案第八号辺地に係る
総合整備計画の変更について、日程第四〇、議案第四十号能代市
中小企業融資斡旋に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第四一、議案第二十六号平成六年度能代市市場事業特別会計予算、日程第四二、産業経済委員会に付託した請願三件、整理番号第百一号、第百二号、百三号、以上を議題といたします。産業経済委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。梅田産業経済委員長。 (産業経済委員長 梅田味伸君 登壇)(拍手)
◎五番(梅田味伸君) ただいま議題となりました案件に対する産業経済委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第四号能代市
工業振興促進条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、企業誘致の促進等を図り、新卒者やUターン者の雇用機会を拡大するため、用地取得助成金や雇用奨励金の対象となる要件等を改正しようとするものであります。 審査の過程において、雇用奨励金の対象となる従業員を新卒者または市内転入者に限定している理由について触れられ、当局から、能代山本の高校生の地元就職率は、上昇してきてはいるものの、県内他地域に比べるとまだ低いことから、若者の地元定着をなお一層推進するため、新卒者等に限定したものである、との答弁があったのであります。 また、県で行っていた工業団地の譲渡価格の割り引きが今年度で終了することによる企業誘致への影響について触れられ、当局から、本制度が今年度で終了するということで、県に対し、この延長を要望してきたが、県では、既に三年間の延長をしたこともあり、さらに延長はしないとしており、今後は、ソフト面で協力していくとのことであった。平成五年度の譲渡価格は一平方メートル当たり一万三千五百九十六円となっており、この一八%の二千三百九十六円を割り引いていたことから、この分が割高となるが、市の二千円の助成は継続し、大きな影響がないよう努力していく考えである、との答弁があったのであります。 また、近年の経済動向の影響で企業誘致がペースダウンしていることから、今後の企業誘致に対する考え方について触れられ、当局から、景気が悪くなって、企業では海外進出の推進や事業の縮小等を行っているため、企業誘致の実績は減っており、平成四年度の秋田県の実績は五社、五年度は二社となっている。そうしたことから、企業誘致の基本的な姿勢は変わらないものの、中核となる企業ということだけではなく、堅実性、将来性、地域への波及効果等を、これまで以上に重要視していかなければならないと考える、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第五号能代市
工場設置促進条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、本市工業の振興と雇用の増大を図るため、工場立地の初期投資を軽減する奨励措置適用の指定の基準を改正しようとするものであります。 審査の過程において、奨励措置として固定資産税を三年間免除することによる市の税収への影響について触れられ、当局から、本奨励措置は低開発地域工業開発促進法の規定によるもので、免除した額の七五%は地方交付税で補填されるものである、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六号能代市
工業団地交流会館条例の制定についてでありますが、本案は、能代市工業団地交流会館の設置に伴い、使用料等必要な事項を定めようとするものであります。 審査の過程において、本会館の管理責任について質疑があり、当局から、本会館の管理については、能代工業団地連絡協議会に委託する予定であり、通常の管理責任は、受託者である同協議会にあることになるが、法的な問題や賠償責任等の場合は、設置者である市にも責任がある、との答弁があったのであります。 また、本会館の管理に伴う経費を同協議会で負担することはできないかとただしたのに対し、当局から、直ちにすべてを任せることは無理であると思われるが、工業団地の工場がふえるなど条件が整えば考えていきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第七号能代市
中小企業福利厚生施設整備促進条例の制定についてでありますが、本案は、中小企業の雇用環境の充実を図るため、事業所の福利厚生施設を新築または増改築する中小企業者に対して行う助成措置に関し、必要な事項を定めようとするものであります。 審査の過程において、対象となる事業所の条件として常時雇用する従業員数を十人以上とした理由と、この条件を満たさない事業所への対応について触れられ、当局から、この人数制限をつけるかどうかについては大変苦慮したところであるが、雇用環境の充実を図る意図からしても、一定の雇用条件を満たしていることが必要であると考えたほか、効率のよい制度の運用のために制限をつけたもので、労働基準法で就業規則の届け出を義務づけられている条件を参考にしたものである。なお、本条例が適用されない小規模な事業所に対しては、低利の融資制度を紹介するなど相談に応じていきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第八号辺地に係る
総合整備計画の変更についてでありますが、本案は、林業地域連絡林道米代線開設工事の負担金に辺地対策事業債を充当するため、山谷辺地に係る
総合整備計画を変更するものであります。 審査の過程において、林業地域連絡林道米代線開設工事の概要と、その負担金の考え方について触れられ、当局から、本事業は、平成五年から十九年までの十五年間で、現在の北米代線の拡幅等により林道米代線を開設するもので、総事業費百九十三億二千六百万円のうち、国・県の補助を除いた一〇%を能代市、二ツ井町、藤里町、峰浜村がそれぞれの工事費の割合で負担することになっているため、今回、この
総合整備計画に盛り込んだものであるが、これは平成八年度までのものであり、それ以降については新たな措置が必要となる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十号能代市
中小企業融資斡旋に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本案は、不況下の中小企業を支援するため、
中小企業融資斡旋制度、いわゆる(能)制度の融資斡旋の最高限度額を引き上げるとともに、貸付期間を延長しようとするものであります。 審査の過程において、本制度をより魅力ある制度とするため、市独自に利子補給を行う考えはないかとただしたのに対し、当局から、本制度の貸し出し利率は一律となっているものの、利子補給を独自に行っている市町村もある。本市でも支援措置として全く考えないわけではなかったが、市の厳しい財政事情から見送らざるを得なかったものである、との答弁があったのであります。これに対し、今後の課題として検討していただきたい、との要望があったのであります。 また、貸し付けを受けた中小企業者が所定の期間までに償還できない場合の代位弁済の実績について質疑があり、当局から、その場合は、代位弁済元金の一〇%を市が補償することになっており、平成五年度では約二百一万六千円となっているが、年々減少してきている。これは、貸す側と借りる側の信頼関係が構築されてきたあらわれであり、最近では、信用保証協会から保証を拒否されるという苦情もなくなっている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十六号平成六年度能代市市場事業特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ千四百十二万七千円と定めております。この主な内容は、歳入においては十三店舗の使用料で、歳出では土地借上料と冷房機改修等工事費のほか、長期債元金及び利子であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願について申し上げます。整理番号第百一号地方バス生活路線運行維持補助制度の改善に関する
意見書提出についての請願は、願意を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第百二号二〇〇海里体制の早期確立に関する
意見書提出についての請願は、願意を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 なお、以上の二件に関し、それぞれ
意見書提出についての議会議案を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号第百三号コメの輸入自由化阻止に関する
意見書提出等についての請願は、五項目からなっており、項目ごとの議論もあったのでありますが、請願者の意思を考えれば、全項目が関連性のあるものとして認識し、全体としてとらえた結果、同趣旨の意見書を前の定例会で決議した経緯はあるものの、その後、政府がガット・ウルグアイ・ラウンド交渉の最終調整案受け入れを決定するなど、情勢の変化があったことから、いま少し今後の推移を見定めた上、検討する必要があるとして、継続審査とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。十五番相場洋子君。
◆十五番(相場洋子君) 請願第百三号コメの輸入自由化阻止に関する
意見書提出についてでございますけれども、請願者の願意に対しまして、委員会等にも御説明にもお伺いしたわけでありますけれども、こういう結果になりましたことに対して大変残念であります。そういう意味で反対討論をさせていただきます。この請願は、今議会において採択すべきものと考え、継続審査は認めがたいという立場で反対討論いたします。コメの輸入自由化はしないという国会の三度の決議、当議会でのたび重なる
意見書提出の意向は、この百三号請願と全く同趣旨と思います。輸入自由化されれば、日本の農業と地域経済、自然環境が大打撃を受けることは明らかであります。とりわけ今年は、たった一年の凶作で、国民が自分の国の自分の主食に不安を来すという異常な事態は、政府の失政中の失政であることを如実に示したものであります。「なぜ、減反をさせて外国のコメを輸入するのか」生産者、消費者を問わず共通の怒りの声が上がっております。減反政策をやめ、どんな凶作にでも対応できるゆとりある備蓄と、国内産米の安定供給政策が求められているときであります。同趣旨の請願は、秋田市、湯沢市、横手、本荘市を初め、県内三十近い議会において採択されていると聞いております。この請願の第一項は、ガット包括合意案の批准は四月以降になり、国内法の整備へ進むという日程の中で、今だから今議会だから挙げて農業を守る強力な意志を細川内閣に届ける必要があるということで妥当と考えます。第二項、第三項は、今年の作付を目前にしまして当然の農家の要求であり、第四、五項は、昨年の国産米不足に関連しての切実な問題でありまして、その願意は妥当なものと考えるわけであります。特に第五項の残留農薬の問題に関して、国の安全チェックと別に、北海道、青森、岩手、宮城、新潟、兵庫等各県では、県段階のチェックを行っており、秋田県での安全チェックを願ってのことであります。能代市の経済の根幹であり、また、今年の復田希望二百四十五ヘクタールに表れておりますように、安定したコメづくりを発展させることは市民一致の願いであります。請願百三号は、今議会での採択を心から願うものであり、同僚議員の御賛意を心からお願いして討論といたします。
○議長(大和市郎君) 以上で通告による討論は終わりました。 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の請願整理番号第百三号コメの輸入自由化阻止に関する
意見書提出について御異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は継続審査であります。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本件は
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は
委員長報告のとおり決しました。
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△
建設委員長報告
○議長(大和市郎君) 日程第四三、議案第九号市道路線の認定及び廃止について、日程第四四、議案第二十三号平成六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算、日程第四五、議案第二十四号平成六年度能代市下水道事業特別会計予算、日程第四六、議案第二十五号平成六年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算、日程第四七、議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算、日程第四八、議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算、日程第四九、
建設委員会に付託した陳情一件、継続審査中の整理番号第九十二号、以上を議題といたします。
建設委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。
渡辺建設委員長。
◎二十六番(渡辺千代之助君) ただいま議題となりました案件に対する
建設委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第九号市道路線の認定及び廃止についてでありますが、本案は、松美町十五号線外十三路線を認定するほか、温泉一号線外二路線を廃止しようとするもので、これにより市道の総延長は五十三万一千二百六十二メ-トルになります。 審査の過程において、認定路線中、未舗装や側溝のない路線について触れられ、当局から、側溝関係で大きいものは温泉一号線で、これについては街路事業として年次計画で進めていくが、その他については、現在計画等はないものの、現地の状況を十分把握し早めに対応してまいりたい、との答弁があったのであります。 また、市道認定基準に該当しないため、認定しなかった路線はあるかとの質疑があり、当局から、申請も含め三十一の対象路線があったが、最終的には十四路線に絞られたものであり、これらは一般の交通の用に供されているものの、幅員が基準に満たなかったり、あるいはまた、地権者の同意が得られない場合のほか、寄付採納や抵当権設定等の問題によるものである、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十三号平成六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ七百六十四万一千円と定めております。この主な内容は、給水戸数二百九戸の水道使用料と給水費用のほか、長期債元金及び利子の計上であります。 審査の過程において、給水管老朽の度合いについて触れられ、当局から、管は埋設後二十五年以上経過し老朽化が進んでいる。上水道の老朽管更新事業とあわせて更新する考えでその経費を試算してみたところ、約一億円を要する見込みとなり、企業会計でないことから充当率の高い起債も望めず、他に財源を求めなければならない状況である。現在借り入れしている起債も平成二十三年度まで償還が残っているため、少しずつでも毎年更新していく計画も組んでみたが、全体的に見れば能率的でないので、ある程度の財源の見通しがついた時点で対応してまいりたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十四号平成六年度能代市下水道事業特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ十六億三千百六十七万九千円と定めるとともに、
債務負担行為、地方債、一時借入金について定めております。この主な内容は、歳入では下水道使用料、下水道事業費補助金、
一般会計繰入金及び下水道事業債の計上で、歳出では運転管理業務委託料等の
終末処理場管理費、出戸分区汚水管布設工事費のほか、長期債元金及び利子の計上であります。 審査の過程において、都市計画等の事業を行う時、その実施区域が認可区域でない場合、区域の変更等を行うなどして一体的な整備を図ることはできないかとの質疑があり、当局から、今の下水道整備計画では六百八十八ヘクタ-ルの事業認可を得ており、建設省の指導ではその八〇%から九〇%を終了した後に、認可区域の変更、あるいは拡張をするようにとのことで、現在工事中の出戸分区が終了してもまだ五十数%の進捗率であることからも、他の事業と整合性を持たせるために、認可区域の変更をすることは困難であると考えている。ただ、当初、下水道整備計画を組んだ時とは、市街地の状況も変化してきており、計画区域の見直しは、現在行っている全体事業計画の見直し作業の中に含めて検討してみたい、との答弁がありましたが、これに対して、市で事業を実施する時は、それぞれの事業を別個に行うのではなく、例えば都市計画事業を実施する場合であれば、下水道やその他生活に関連した他の事業もできるかぎり盛り込んだ形で、総合的な整合性のある計画をもって取り組んでいただきたい、との要望があったのであります。 また、米代川流域の市町村で、下水道事業に関して情報交換等を行う協議会のようなものを作っているのかとの質疑があり、当局から、特にそのような会は設けていないが、県の下水道協会という組織があり、これは、米代川だけでなく他の主要河川の関係市町村も加入しているが、その中で米代川流域の市町村と連携を深めていきたい。その方が県の指導も適切に受けられると思われるので、そういった形で進めていきたいと考えている、との答弁がありましたが、これに対して、能代市は米代川の一番下流に位置しており、飲料水も米代川から取水していることを考えれば、水質には十分留意しなければならないことは言うまでもなく、米代川流域地方拠点都市地域整備等の事業も計画されている中で、上流の市町村に対して、下水道事業について中心となって情報交換の場を設け進んでいただきたいが、県の下水道協会の組織内で対応できるとしたら、その中で各市町村と足並みを揃えて対処していただきたい、との要望があったのであります。 また、今年度、補助事業費に比べ単独事業費が大きくなっていることについて触れられ、当局から、下水道整備計画の中で、幹線等を含む補助事業を先取りする形で進めてきたため、現在、単独事業が占める割合が大きくなったが、年次計画に沿った予定どおりの進捗状況となっている。全体計画の見直しの中では、少しでも補助へもっていけるように、対象となる管路の使用の可能性やその他の事項について検討を加えている、との答弁がありましたが、これに対して、できるだけ補助対象事業として取り上げられるよう努力するとともに、今後の整備計画についても、財政事情も理解できるが、工事を早める考え方に立って取り組んでいただきたい、との要望があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第二十五号平成六年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ百二十万三千円と定めております。この主な内容は、歳入では分割徴収の換地清算金の計上で、歳出では能代市に対する
換地清算交付金の計上であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算は、条文において、業務の予定量を定めるとともに、
収益的収入及び支出の予定額、
資本的収入及び支出の予定額、企業債、一時借入金の限度額、流用禁止経費、一般会計からの補助金、利益剰余金の処分並びにたな
卸資産購入限度額を定めております。 審査の過程において、料金改定の予算への反映について触れられ、当局から、料金改定により給水収益が前年度当初予算比較で、一億二千十七万四千円の増額となっている。これにより、収益的支出で、減価償却費や支払利息等が前年度より約七千四百万円増えているにもかかわらず、差し引きで六千四百万円の利益剰余金が見込まれ、老朽管更新事業や第二期拡張事業が予算措置されている資本的収支の補てん財源の一部として三千二百五十二万七千円が使用されている、との答弁があったのであります。 また、公営企業の健全経営を図るためには給水量をふやすことが望まれるが、それについてどのように考えているかとの質疑があり、当局から、給水量がふえる要素として、一人当りの使用量の増と、総体の給水戸数の増があるが、公共下水道の普及により現在の利用者の使用量はふえると見込まれ、また第二期拡張事業の推進に伴う新規利用者の加入も見込んでいる。今後は、給水の陳情が出ている地区等から優先的に配管していくが、地下水の水質の悪い南部地区への配管を考えており、地域住民の多くの方に利用していただけるよう、理解を得ながら早期に進めてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、水道水の水質基準と薬品使用について触れられ、当局から、米代川も近年汚濁傾向にあるが、水質基準については、昨年十二月に厚生省の基準変更があり、現在は四十六項目の検査となっており、すべての項目において基準値以下の数値であったので、その安全性を市民に周知するため内容を広報に掲載している。また、薬品については、全体的には配水量の増加にともなってその使用量はふえているが、単位当たりの使用量は変わっていない。薬品の種類は、水質浄化のためにはポリ塩化アルミウムとソ-ダ灰を、殺菌には液体塩素を使用している、との答弁があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算は、条文において、一般ガス、簡易ガス、プロパンガスそれぞれの業務の予定量を定めるとともに、
収益的収入及び支出の予定額、
資本的収入及び支出の予定額、企業債、一時借入金の限度額、流用禁止経費、一般会計からの補助金、利益剰余金の処分並びにたな
卸資産購入限度額を定めております。 審査の過程において、マイコンメ-タ-取り付けについて触れられ、当局から、マイコンメ-タ-は、ガス漏れ等があった場合のほか震度五以上の地震があった場合に、自動的にメ-タ-がガスの流入を遮断する安全機能を備えており、通産省の指導により取替えを実施しているもので、今後年次計画で都市ガスは平成十三年度までに、簡易ガスについては平成十二年度までに取り替えていく計画であるが、附帯事業分については平成四年度までに完了している、との答弁がありましたが、これに対して、財政的な事情も理解できるが、安全性を考慮して計画を早めるようにしていただきたい、との要望があったのであります。 また、埋設されている管の中に、一部塩化ビニ-ル管が使用されているが、安全性に問題はないのかと質疑があり、当局から、塩化ビニ-ル管は、ガス事業の工作物基準で、天然ガスの場合は使用してよいとされている。昭和四十五年に花園町と中和団地にJIS規格に適合した塩化ビニ-ル管を使用しているが、現在の残りの延長は一千六百メ-トルとなっている。今後早めに更新する際は、地震の揺れにも対応でき防食加工を施した被覆装鋼管やポリエチレン管を使用していきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。継続審査中の整理番号第九十二号臥竜山地区の下水管埋設についての陳情は、願意を妥当と認め、下流域での水質悪化防止のため、工法及び下水道認可区域の見直しなどを勘案し善処されたい、との意見を付して採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので順次発言を許します。六番袴田謙弥君。
◆六番(袴田謙弥君) 三十四号議案と三十五号議案について反対討論いたします。議案第二十号でも申し述べましたが、私たちはあくまでも消費税廃止を貫く決意でおります。福祉政策、老人政策と声高に宣伝するが、月三万の年金生活者まで情け容赦もなく消費税の重圧を押しつけて、弱者いじめ、高齢者いじめを推し進めようとする細川連立政権の政策と、これに連動するような動きには断固として反対し、消費税の廃止を求めます。また、三十四号議案は、水道料金の引き上げが算入されており、市民負担を強めるものであり賛成いたしかねます。
○議長(大和市郎君) 次に、一番今野清孝君。
◆一番(今野清孝君) 議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算、議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算について賛成の討論を行います。両予算は、水道、ガス料金にいずれも消費税が転嫁されておりますが、両会計は納税義務を有する独自の事業会計であります。したがって、税法上、公営企業としての基本的義務として料金に消費税の措置を講じたことは当然の措置であります。 よって、水道、ガス両事業会計予算は妥当と認め賛成いたします。
○議長(大和市郎君) 以上で通告による討論は終わりました。 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の議案第三十四号平成六年度能代市水道事業会計予算及び議案第三十五号平成六年度能代市ガス事業会計予算について御異議がありますので、一括して起立により採決いたします。以上の二案に対する委員長の報告は可決であります。以上の二案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって以上の二案は
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は
委員長報告のとおり決しました。 この際、十分間休憩いたします。 午後二時十八分 休憩
--------------------------- 午後二時三十一分 開議
○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第五〇、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算、日程第五一、議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算、以上を議題といたします。各委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。
山木総務委員長。 (
総務委員長 山木雄三君 登壇)(拍手)
◎二十五番(山木雄三君) ただいま議題となりました議案第二十二号及び議案第四十一号中、
総務委員会に付託なりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算の関係部分について申し上げます。まず、条文でありますが、第一条では、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ百八十億二千五百万円と定めております。第二条では、継続費について、第三条では、
債務負担行為について定めております。第四条では、地方債について、第五条では、一時借入金の最高額を十五億円と定めております。第六条では歳出予算の流用について定めております。 次に、歳入でありますが、一款市税は七十億五千九百七十九万一千円の計上で、市民税、固定資産税及び市たばこ税等であります。二
款地方譲与税は四億九千二百九十万円の計上で、消費譲与税及び
自動車重量譲与税等であります。三
款利子割交付金は一億一千四百万円、四款特別地方消費税交付金は六百万円、五
款自動車取得税交付金は一億九百万円をそれぞれ計上しております。六
款地方交付税は普通交付税と特別交付税を合わせて四十四億三千万円を計上し、七款交通安全対策特別交付金は一千五百万円を計上しております。八款分担金及び負担金は一億四千七百八十五万三千円の計上で、老人福祉施設委託費及び措置児童保育費負担金が主なもので、九款使用料及び手数料の三億三千三百八十九万一千円の計上は、市営住宅使用料と商業高校授業料が主なものであります。十款国庫支出金は二十三億七千九百三十五万三千円の計上で、十一款県支出金は五億五千六百二十七万一千円の計上となっておりますが、これらはいずれも各事業に対する国、県からの負担金及び補助金等であります。十二款財産収入の五千百十五万一千円の計上は、財産貸付収入と各種基金利子等で、十三款寄附金の四百八十一万五千円の計上は、崇徳小学校建設費寄附金等であります。十四款繰入金は十億一千九百五十一万三千円の計上で、財政調整基金及び減債基金からの繰入金が主なものであり、十五款繰越金の五千万円の計上は、前年度繰越金であります。十六款諸収入は五億五千四百三十六万二千円の計上で、民生費及び商工費貸付金元利収入が主なものであり、十七款市債は七億百十万円の計上であります。 審査の過程において、今後の財政見通しについて触れられ、当局から、歳入については、財政調整基金の残高が当初予算編成後では一般分として約二億三千五百万円のほか、五年度の特別交付税が決定になり、予算との比較で増額となる分が二億五千万円ほどとなっている。一般財源の大宗をなしている市税は、個人市民税は六月に、固定資産税は四月にそれぞれ結果が出るのでその状況を見ること、法人市民税はそれぞれの事業所の決算期が違うので、十二月ころまでには概要がまとまるものと考えているが、いずれにしても火力以外については大変きびしい状況であり、景気回復の見通しが不透明な現在の状況では増収はきびしいのではないかと考えている。また、普通交付税は法律により八月に決定するので、これらの状況を見て対処していきたい。それに関連した特定目的分の第二次ふるさとづくり分が六年度の地方財政計画を見ると継続されるので、五年度と同額の一億一千四百万円程度の交付と考えており、全体では概算で六億円程度と見込んでいる。また、歳出については、一般財源ベースで、職員の給与改定が勧告され国に準じて実施した場合、五年度と同じ改定率とすれば、約一億円前後、第二次ふるさとづくり分として歳入と同額の一億一千四百万円の積み立てが必要となる。また、今年は例年になく除排雪経費が多くなったが、今年並みとすれば約七千万円前後の追加が必要ではないかと考えている。また、六月補正予算以降の予定事業として、米代川流域地方拠点都市地域における基金の設置に伴う負担金が一般財源で約二千百万円等の三億一千万円程度で、そのほかに重要電源等立地推進対策事業は現在通産省に申請中であり、決定し次第、予算を計上したいと考えている。また、
中小企業福利厚生施設整備促進条例の制定に伴う助成金、地域総合整備資金貸付要綱に基づく要望があった場合は財源が必要となる。なお、減税について、国では六兆円規模で減税をし、そのうち所得税、住民税は五兆四千億円程度と考えているようであるが、これが正式に決定されれば現時点では約二億八千万円程度必要になるのではないかと考えている、との答弁があったのであります。 また、火力の二号機の運開に伴う税収見込みについて触れられ、当局から、火力の一号機の運開に伴い、六年度は固定資産税など合わせて十八億二千九百万円ぐらいの税収見込みとなっているが、普通交付税算定上、基準財政収入額から差し引かれるため、実質増収は四億九千五百万円ぐらいと見込んでいる。七年度については、二号機分を合わせると、概算では二十八億三千五百万円ぐらいの税収で、実質増収は七億六千五百万円ぐらいと見込んでいる、との答弁があったのであります。 また、六年度の地方財政計画を含めた国の動向について触れられ、当局から、地方交付税については〇.四%増の昨年並みに確保されたことと、一般廃棄物処理施設や義務教育施設整備については充当率を七五%にアップするということも含めて、今回は地方債計画も大幅に伸びている。また、地方財政計画によると、福祉基金分については算入されない見込みであるほか、(仮称)臨時公共事業債を発行し、一般公共事業債等の充当率を引き上げるとしている。また、所得税の減税が実施されると、地方交付税が約一兆二千三百億円程度減収となり、この分は交付税特別会計において借り入れして対応するとしている。いずれ、まだ内容がはっきりしていないものもあり、この後、国、県との折衝の中で判明するものと考えている、との答弁があったのであります。 また、今後予定されている住民税の減税に対する対応について触れられ、当局から、住民税の減税については、単年度限りの特例措置として、六年度の個人住民税所得割についてその二〇%相当額を減額する定率減税を二十万円を限度に実施するとしており、この影響額分の約二億八千万円については減税補てん債を発行し、後年度この元利償還金の七五%が交付税算入されることとなっているものの、残りの二五%については市の負担となる。なお、現在、国ではその他の税制改正の項目も審議しており、それらが実施された場合はある程度の減税分が出てくることになる、との答弁があったのであります。 また、財政の健全化や弾力性を確保するための留意点について触れられ、当局から、多額の起債借り入れよって後年度負担ができるだけ多くならないように、また全国統一されている指標として経常収支比率、地方債許可制限比率があるが、これについてもできるだけ高くならないよう留意し、起債の借り入れも予算の内容を考慮しながら財政の健全化に努めていかなければならない、との答弁があったのであります。 また、今後の起債の見込みについて触れられ、当局から、起債については、その年度の事業によって違うが八億円をめどとしており、六年度は大きなプロジェクト事業もないことから七億百十万円となっている。なお、地方財政計画によると、臨時拡大事業として一般公共事業の充当率が引き上げられるということから、今後、小野沢の県営一般農道整備事業、能代地区開拓整備事業、能代港改修事業費負担金に対して千四、五百万円程度は追加になる見込みであるほか、米代川流域地方拠点都市地域の基金分、減税補てん分及び消費税関連として起債で肩がわりする分が考えられる、との答弁があったのであります。 また、五年度における市税の収納率の見込みについて触れられ、当局から、市税全体では当初予算で九三・二四%としていたが、決算までには〇・四八ポイント上昇し九三・七二%になる見込みである。内訳としては、個人市民税は当初の九五・四四%が決算で九五・一〇%、法人市民税は当初の九八・六九%が決算で九九・五九%、固定資産税は当初の八九・三九%が決算で九〇・三四%ぐらいと、それぞれ見込んでいる、との答弁があったのであります。 また、市営住宅自動車保管場所使用料の滞納繰越について触れられ、当局から、二年度が二件で六千円、三年度が二件で三千円、四年度が五件で一万六千円、五年度が五件で五万三千円となっており、トータルでは十四件で七万八千円となっている、との答弁がありましたが、これに対し、自動車保管場所については使用料が安いことから滞納繰越にならないよう対応していただきたい、との要望があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。一款議会費は二億五千九百二十八万一千円の計上で、これは議会活動に要する費用であります。二款総務費は十六億三千八百二十五万七千円の計上で、職員人件費を初め、庁舎管理及び営繕費、文書広報費、出張所費、交通安全対策費、市史編さん費、街灯費、地方バス路線維持費補助金、広域市町村圏組合負担金、知事県議選等選挙費、各種統計調査費のほか、OA化推進費、能代山本スポーツリゾートセンター建設関連事業費を含む企画費等が主なものであります。 審査の過程において、電源交付金事業の今後のスケジュールについて触れられ、当局から、六年度の電源交付金事業については、五年度で持ち越した事業を含め二十八路線を予定しており、その内訳は、道路改良九路線、道路舗装二路線、道路補修三路線、橋りょう整備二路線、排水整備十二路線となっている。これらの事業については最終年度になっていることから六年度で事業を完了することになっている、との答弁がありましたが、これに対し、これらの整備は計画変更を余儀なくされて、六年度に実施することになったものもあるが、関係住民も待ち望んでいる事業であることから、早期着工、早期完成に努めていただきたい、との要望があったのであります。 また、OA化の推進状況について触れられ、当局から、OA化の推進については、庁内事務の効率化を図るため、五年度から七年度までの三カ年事業として進めているもので、五年度はネットワーク関係の工事や職員研修を実施したほか、住民情報システムが本稼働に入り、六年度は財務会計オンラインシステム及び税システムが本稼働に入る予定となっており、計画どおり順調に進んでいる。なお、パソコンの設置台数は、五年度がネットワーク関係として三十七台、単独分として十九台となっており、六年度では税関係分として五台、事務用として十五台程度設置する予定である、との答弁があったのであります。 また、OA化の推進に伴って市税の賦課事務など外部委託はどうなるのかとの質疑があり、当局から、六年度は自己処理と委託が平行する形になるが、七年度以降は委託がかなり少なくなる。なお、国保関係については、全県的に国保連で電算処理しているため今後も委託という形になる、との答弁があったのであります。 また、当初予算編成方針で示されている物件費五%カットへの対応について触れられ、当局から、カット分は一般会計と特別会計合わせて一千百万円ぐらいとなっているが、これについてはすべてに画一的にカットするということではなく、各部局において行政水準の低下や仕事へ影響が出ることのないよう配慮しながら対応したものである、との答弁があったのであります。 また、運転業務などの委託に当たっては、その業務内容によって委託先を十分検討されるよう配慮願いたい、との要望があったのであります。 また、六年度予定されている職員研修の内容と研修の今後の進め方について触れられ、当局から、職員研修は庁内で実施される階層別研修と派遣研修があり、派遣研修の主なものとしては、自治大学校研修、市町村アカデミーでの研修、東北自治研修所での研修、海外派遣研修などを予定している。また、研修の今後の進め方については、これまでは実務研修が中心であったが、今後は企画、立案能力を高めることを重点目標に研修を行いたいと考えており、管理職を対象とした企業との合同研修なども予定している、との答弁があったのであります。 また、ヤングアフター5対策事業の今後の進め方について触れられ、当局から、同事業は県の支援を得て、五年度から二カ年で実施するもので、若者の発想を取りまとめ報告書として提出することになるが、これら意見については今後の市の計画に十分反映していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、平和を考える旅事業費補助金の内容について触れられ、当局から、同事業は市民が自主的に広島や長崎の平和事業に参加する経費について一名当たり七万円を限度として補助するというもので、対象者は十八歳以上の者、あるいは親と一緒に参加する場合は中学生までの児童及び生徒としており、一般二名、親子一組の四名分について今回予算計上している。なお、参加者には後日、感想文を提出してもらい、広報に掲載することになるが、四年度は二名、五年度は一名が参加している、との答弁があったのであります。 また、米代川流域地方拠点都市地域の基本計画の策定について、その経過とスケジュールをただしたのに対し、当局から、昨年八月三日に協議会を設立し、八月十三日に地域指定を得た後、八月二十五日には、能代市、鷹巣町、大館市、鹿角市の四市町から職員を派遣し、基本計画の素案をつくる作業に入り、国、県とのヒアリングを行うとともに、幹事会や臨時総会を開催し、拠点地域に係る整備の方針及び目標、市町村の役割分担、拠点地域の区域及び実施事業のほか、重点的に推進すべき公共施設の整備などについて協議してきたが、現在、まだ構成する十八市町村の調整がとれておらず、当初三月末としていた基本計画の策定時期については、六年度からスタートする計画であることから、できるだけ早い時期に決定されるよう努めていきたい、との答弁があったのであります。 また、米代川流域地方拠点都市地域に指定されたことによるメリットについて触れられ、当局から、現在の制度では、補助事業については、新しいものが出てきていないことから、各省庁の事業の中で進める形になるが、国の重点施策であることから、感触として優先的に事業採択されていくのではないかと考えている。また、単独事業については、自治省関係の支援措置として起債充当率が八五%に引き上げられている、との答弁があったのであります。 また、米代川流域ふるさと市町村圏基金の内容について触れられ、当局から、流域が一体的に発展向上し、個性豊かな生活圏を確立するためには、ソフト事業もかみ合わせた事業展開が必要であることから、この基金を設置することにしたもので、設置主体は能代山本、大館周辺、鹿角地域、鷹巣阿仁の四広域圏で、設置時期は六年度から二カ年で、基金総額は二十億円となっている。今後、基金の運用益を活用して人材育成、地域間交流及び長寿社会対策など広域的ソフト事業を展開する予定であり、現在広域圏ごとに事業の取りまとめをしながら、四広域圏で調整している段階である、との答弁があったのであります。 また、米代川流域地方拠点都市地域のかかわりの中で、能代市の場合、どのような新しい事業を予定しているのかとの質疑があり、当局から、老人保健福祉計画の中にもあるがニューライフセンター整備事業、総合運動公園及び多目的陸上競技場整備事業を新たに計画しているほか、これまでも検討されてきている畠町駅前地区の整備なども考えている、との答弁があったのであります。 また、市史編さん事業の進捗状況と今後の進め方について触れられ、当局から、同事業は昭和六十三年度から十一年度まで事業で、全十巻の能代市史のほか、普及版などを刊行する計画となっており、六年度は「史料編 考古」の刊行のほか、「史料編 古代・中世」の本原稿の執筆などを予定している。なお、「史料編 考古」についてはA5版、約八百五十ページで、二千部発行し、各関係団体に二百部、保存用が三百部のほか、残りの千五百部については五千円程度の価格で一般に販売する予定となっている、との答弁があったのであります。 次に、九款消防費は七億九千五百三十六万三千円の計上で、消防団員費、防火貯水槽新設事業費、第十一分団黒岡班車庫兼休憩所新築事業費のほか、消防一部事務組合負担金が主なものであります。 審査の過程において、消防団の訓練大会の際、使われているホースの更新について触れられ、当局から、訓練大会では町野式ホースを使っているものの、実際に各分団に配備されているのはネジ式のホースがほとんどであるほか、分団からの切り替えの要望もあり、またネジ方式のホースは現在製造されていないことから、年次計画の中で町野式ホースに更新していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、消防団員の確保について触れられ、当局から、本市の場合は、団員の定年制がないので極端に不足するということはないものの、若い層のなり手が少ないことから、待遇の改善や各種行事の開催ほか、企業に働きかけその確保に努めている、との答弁があったのであります。 また、小型動力ポンプの配置台数と積載車の今後の配備について触れられ、当局から、小型動力ポンプは現在六十四台配置しており、また積載車については今回黒岡班に配備される、との答弁がありましたが、これに対し、今回黒岡班に配備されることになった経緯について触れられ、当局から、厳しい財政状況の中で、地元からの強い要望と財産区からの支援があることから、黒岡班に配備することにしたものである、との答弁があったのであります。 次に、十二款公債費は二十億七千三百七十三万円の計上で、特定資金公共事業債繰上償還金のほか、長期債元金及び利子が主なものであります。 次に、十三款諸支出金は七千九百十八万七千円の計上で、十四款予備費は一千万円の計上となっております。 以上、質疑の概要を申し上げましたが、本予算には消費譲与税が計上されているが、消費税は廃止すべきであり認めがたい、との一部意見がありましたが、審査の結果、条文及び歳入と歳出一款議会費、二款総務費、九款消防費、十二款公債費、十三款諸支出金、十四款予備費は多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。まず、条文でありますが、第一条では、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一千八百八十七万三千円と追加しようとするものであります。 次に、歳入でありますが、六
款地方交付税は一千八百二十四万三千円の追加で、普通交付税の追加分であります。十款国庫支出金は三十一万六千円の追加で、十一款県支出金は三十一万四千円の追加となっておりますが、この内容の主なものはいずれも保健事業費負担金及び補助金であります。 次に、歳出について申し上げます。一款議会費は八百八十七万三千円の追加で、この内容は、議員の報酬改定に伴う費用の追加であります。二款総務費は三百九十四万一千円の追加で、特別職の給与改定と各種委員の報酬改定に伴う費用の追加であります。九款消防費は百五十八万五千円の追加で、消防団員の費用弁償と消防一部事務組合負担金の追加であります。 審査の過程において、本予算には議案第三十七号に伴う議員の報酬改定分が盛り込まれており認めがたい、との一部意見がありましたが、審査の結果、条文及び歳入と歳出一款議会費、二款総務費、九款消防費は多数をもって、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) 次に、
戸松文教民生委員長。 (
文教民生委員長 戸松正之君 登壇)(拍手)
◎十三番(戸松正之君) 議案第二十二号及び議案第四十一号中、
文教民生委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算の関係部分について申し上げます。歳出三款民生費は、三十三億百七十六万二千円の計上で、この主な内容は、生活保護費、認可及びへき地保育所管理運営費、老人福祉施設委託費、精神薄弱者援護施設委託費のほか、老人保健福祉計画に基づき各種事業を実施するための費用を計上しております。 審査の過程において、老人保健福祉計画の県の計画との整合性について触れられ、当局から、老人保健福祉計画の策定に当たっては県と数回にわたってヒアリングを実施してきており、ソフト事業について県の計画は、大体が市町村計画の上積みと考えられるが、ハード事業については、市町村計画の事業がすべて取り上げられているわけではない。老人保健福祉計画は、平成十二年度までの計画となっているが、国、県の施策や社会情勢の変化等により中間で見直しが必要となると考えている。なお、計画した事業が実現できるよう財源措置について国、県に対して働きかけて、計画の実現が市民の財政負担につながらないように努力をしていきたい、との答弁があったのであります。 また、老人保健福祉計画と民間における特養施設建設計画との関連について触れられ、当局から、老人保健福祉計画のヒアリングの際に、県から当地域に民間での特養施設建設計画があることから、老人保健福祉計画に盛り込むよう指導があった。現在、百四十人の特養施設待機者がおり、特養施設が必要であることは認識しているが、この計画が終了する平成十二年度までは、市単独での特養施設建設は困難であり、民間に施設建設の計画があることは歓迎している。この実現に関して、市としてもできるかぎりの支援、協力をしていきたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、廃止されるねむの木学園から県立養護学校に移れない就学前の幼児の対応について触れられ、当局から、これまでも中程度以下の障害児であれば認可保育所で受け入れているが、保育所で対応できない障害の重い幼児については、ねむの木学園にかわる施設が現在当地域にはないことから、県内の他の地域の施設に入所してもらうことになるが、遠方の施設に入ることは本人や家族の負担が大きいことから、県に対して養護学校に幼稚部も併設するよう引き続き働きかけてまいりたい。また、養護学校の子供たちの通学に不便がないようスクールバスの運行の充実についても県にお願いしてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、白内障特殊眼鏡代等助成費における年齢制限等の支給基準を弾力的に運用することについて触れられ、当局から、この事業は高齢者を対象としたもので、六十五歳以上という年齢制限を設けている。弾力的に運用をとのことについては、初めての事業であり、当面はこれで実施して、改善すべきところがあれば改善したいと考えている、との答弁があったのであります。 また、扶助費の一部にこれまで計上されていた予算が新年度は計上されていないが、予算編成の姿勢が変わったのかとの質疑があり、当局から、予算編成に当たって、扶助費の項目は前年度の実績を見て措置するという考え方できており、予算計上のない三項目については、前年度において実績のないものもあったことから、扶助費全体の中で対応していくという考え方で計上をしなかったもので、予算編成の姿勢を変えたわけではなく、生活扶助に関してはなお一層内容の濃いものにしていくという考え方は変えていない。なお、該当する事実が出た場合は扶助費全体の中で対応し、不足した場合は必要額の追加補正をすることにしている。今後、扶助費の予算編成に当たっては、前年実績のあるなしにかかわらずすべての項目に年間の必要見込み額を計上したいと考えている、との答弁があったのであります。 次に、四款衛生費は二十億七千四百六十七万一千円の計上で、この主な内容は、公害対策費、国民健康保険事業特別会計繰出金、各種健診を推進するための健康審査費、能代市外五ヶ町村衛生事務組合に対するごみ、し尿処理負担金のほか、南部ごみ処理施設建設事業費負担金の計上であります。 審査の過程において、献血の目標達成見込みと記念品について触れられ、当局から、平成五年度は年度途中ではあるが、最近になくかなり実績がよくなってきている。献血の記念品については、各市町村でさまざまな謝礼をしているが、能代市ではタオルを記念品としており、新年度はこれまでよりも幾らかでも質のよいものをと考えている。献血回数の多い方については、県の方で表彰をしているが、市町村独自で表彰しているところもあることから、市としても今後その方々の表彰について検討してみたい、との答弁があったのであります。 また、環境保全協定の三者協議で意見交換した内容について触れられ、当局から、三者協議は、協定に基づいてドラム缶の減量、保有水の減量、搬入物、センターで実施した調査、市の調査の結果報告等について、これまで六回開催されている。協議の内容としては、保有水の減量についてはなかなか進んでいないが、ドラム缶の減量については、協定の締結時の三万八千本を三月末までに二万六千本とし、将来は二万本に減量することを目標としているが、二月末現在で二万四千四百八本となり、約一月前に二万六千本の目標を達成した。このまま順調にいくと四月か五月早々には二万本以下となる見込みとなっている。浸出水防止対策については、遮水壁工事の早期着工を求め、二月一日に本工事の契約を行い、蒲の沢側から工事に着手している、との答弁があったのであります。 また、新たに健康づくり推進費という目を設けた理由について触れられ、当局から、市としては市民の健康づくりに力を入れており、健康づくり事業の予算項目も多くなっていることや、昨年四月の機構改革で健康増進係が新設されたことから、健康づくりを推進するということを明確にするため、予算にも新たに目を設けることにしたものである。健康づくり推進費の中にあるほとんどの事業は、これまで保健センター費に計上されていたものであるが、新年度の新しい事業として種苗交換会が当市で開催される予定であることから、この機会に健康展を実施するため予算を計上し、健康づくりの推進をPRすることにしている。なお、健康づくり事業は、健康増進係が担当し、保健センターは今後も健診事業を主体に担当していくことになる、との答弁があったのであります。 また、米代川に流入する小規模河川の水質保全監視対策について触れられ、当局から、これまでも米代川やその他の河川の水質調査を実施してきているが、今後は、特に流域の小河川について、時間や季節的条件等に十分留意しながら巡回し、汚染の状況、汚染源について調査をしてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、地下水水質調査と小規模水道の水質調査について触れられ、当局から、地下水水質調査は、井戸のある方の自主検査でトリクロ等が検出された場合に、その後の追跡調査をしているもので、これまでの追跡調査の結果では、おおむね汚染の程度が小さくなっていて、場所も大町周辺に限定されてきており、新たな発生の届けは今のところない。小規模水道の水源の水質調査については、水質基準の改正によりかなり厳しくなっているようだが、これは保健所の指導となることから、これまで市の方には汚染がある等の相談はきていない、との答弁があったのであります。 次に、五款労働費、二項労働施設費は四千五百四十二万五千円の計上で、これは勤労青少年ホームと働く婦人の家の職員人件費、管理事務費及び活動事業費であります。 次に、十款教育費は三十九億七千九百二万六千円の計上で、この主な内容は、要保護及び準要保護児童生徒援助費、教育振興費、学校、文化、体育施設の管理運営費、各小学校にパソコンを導入するための費用のほか、崇徳小学校及び第五小学校建設事業費の計上であります。 審査の過程において、第二小学校大規模改造工事の長期休業中の実施について触れられ、当局から、児童の安全面を考慮して長期休業中に工事を実施したいと考えていたが、平成五年度は各種工事が錯綜していた上、補助対象部分と単独施工部分との振り分け等の手続きに手間取り、九月に入ってからの入札となったことから夏季の長期休業中に実施できなかったが、児童の安全を最優先にするよう施工業者に協力を求めながら工事を進めてきた。六年度は校舎内部の工事となるが、既に契約を済ませていることから夏季の長期休業中に工事を進めることができるため、施工業者にもそのようにお願いし、児童の安全を確保するようにしたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、不登校児童生徒の対策について触れられ、当局から、これまで有志の先生方による勉強会が開催されており、そのためか、全国的にふえ続けている不登校児童生徒が当地域では横ばいの状況になっている。不登校児童生徒となる原因は複雑で、一定のパターンで解決するものではなく、教師一人ひとりが教育相談のプロとなる必要があるが、不登校児童生徒の指導ができないで悩んでいる教師の相談に乗れる体制づくりやいろいろな事例を研究することが必要であり、そのため有志の先生方の勉強会を援助するための予算を計上している。これが将来さわやか教室的なものを視野に入れ、教師、父母、当事者の不安をなくすことにつながればと考えている、との答弁があったのであります。 また、学校給食用の米の確保と炊飯方法について触れられ、当局から、県の説明では、平成六年十月までの給食用の米は「あきたこまち」を確保しており、価格については自主流通米が入ってくるが、国の補助もあり給食費にはね返る額は月額十円程度ということであった。月二十回の給食とすれば一食当たり五十銭ということで、少し量を調整すれば値上げせずに済むものと思われる。また、米飯給食については、一部の学校を除き業者が蒸した御飯を提供しているが、これを炊飯方式に切り替えるためには、これまでの経緯もあり、また器具や保温設備が必要となり多額の経費が必要となることから、慎重に検討を続けており、できるだけおいしい米飯給食に改善してまいりたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、文化会館の舞台業務委託に関連し、舞台業務の手助けについて触れられ、当局から、文化会館職員による舞台業務の手助けについては、プロの歌手等は自前のスタッフを連れてくることが多く手助けの必要のないことがほとんどで、一部についてのみ手助けをお願いされることもある。アマチュアの場合はほとんど手助けをしているが、このことに関しては特別な基準がないため、入場料の有無やプロ、アマを問わず、打ち合わせの段階で依頼があれば手助けをしていくことにしている、との答弁があったのであります。 また、奨学基金の積み立て目標額と専門学校生等への貸し付けについて触れられ、当局から、現在は利率が低いことから奨学基金も金銭信託等のできるだけ有利な所へ預けているが、今の状況で貸し付けを基金利子だけで賄うとすれば、基金は六億円から七億円が必要と思われる。ここ数年で基金もかなり積み立てられたがまだ十分とは言えず、貸し付け枠の拡大も必要なことは理解しているが、大学院生や専門学校生等への貸し付けについては、今しばらくは対応できない状況である、との答弁があったのであります。 また、ここ数年の成人式が騒然としていることから、その対策について触れられ、当局から、少しでもよい成人式にしたいということで、いろいろ検討しながら毎年実施しているが、全県的な傾向として都市部においてはどこの成人式も騒然としている。新年度は、新成人に自覚と責任をもたせ、成人式のあり方を考えてもらうため実行委員会を設置して実施することにしている。実行委員には各中学校区から二名ずつ、計十二名をお願いすることにしている。初めての実行委員会方式であることから、社会教育課の職員が中心となり実行委員と検討を重ねて、よりよい成人式にしたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、総合体育館竣工記念の新体操国際演技会の開催方法について触れられ、当局から、新体操国際演技会は、当市でも初めてのことであり、これまでに経験のある県体操協会、市体操協会の協力を得ながら、教育委員会が中心となって実行委員会を組織して進めたいと考えている。予算については、一千五百万円とみており、市の補助金一千万円、入場料四百四十八万円、その他を広告料、プログラム販売料等で賄うことにしている。なお実行委員会方式で行うことや予算の執行に当たっては、新体操国際演技会が総合体育館竣工記念行事の最大のメイン行事であり、最後を飾る行事でもあるので、この進め方については、これまでの経緯をふまえ議会関係者の意見を聞くため、六月議会前に主管である文教民生委員の説明会を行い、理解を得た上で進めてまいりたいと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、歳出三款民生費、四款衛生費、五款労働費、二項労働施設費、十款教育費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。歳出三款民生費は二十八万二千円の追加、四款衛生費は百二十五万七千円の追加、五款労働費、二項労働施設費は一万二千円の追加で、これらは各種委員等の報酬改定に伴う費用の追加であります。 次に、十款教育費は百八十六万一千円の追加で、これは各種委員等の報酬及び教育長の給料額の改定に伴う費用の追加であります。 審査の結果、歳出三款民生費、四款衛生費、五款労働費、二項労働施設費、十款教育費はいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(大和市郎君) この際、十分間休憩いたします。 午後三時二十八分 休憩
---------------------------──────────────────── 午後三時四十三分 開議
○議長(大和市郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算及び議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算、以上に対する各委員会の審査の経過並びに結果の報告を継続いたします。 次に、梅田産業経済委員長。 (産業経済委員長 梅田味伸君 登壇)(拍手)
◎五番(梅田味伸君) 議案第二十二号及び議案第四十一号中、産業経済委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算の関係部分について申し上げます。歳出五款労働費、三項労働諸費は六千五百九十七万五千円の計上で、この主な内容は、労働対策費、シルバー人材センター運営費補助金、広域福祉センター管理運営費負担金のほか、勤労者総合福祉センター管理運営委託費であります。 次に、六款農林水産業費は五億六千百四十二万五千円の計上で、この主な内容は、農業費においては第百十七回秋田県種苗交換会協賛会補助金、あきた戦略園芸産地育成事業費補助金、能代地区国営総合農地開発事業受益者負担軽減対策費補助金のほか、緊急農村整備事業費補助金であります。また林業費においては間伐促進強化対策事業費、国産材生産森林基盤整備事業費であり、水産業費においては並型魚礁設置事業費であります。 審査の過程において、地域米の消費拡大の方法として特別栽培米の制度を利用することも有効であり、周知していくべきではないかとただしたのに対し、当局から、特別栽培米は食糧事務所の認可のもとに、生産者と消費者が契約を結び、直接販売をするものであり、能代市では二戸の農家が取り組んでいる。ほかに、自主流通米の制度の中で行われる契約集荷などもあり、市が直接関与することはできないが、周知に努めたい、との答弁があったのであります。 また、国産材生産森林基盤整備事業の完成の見通しと、その後の取り組みについて触れられ、当局から、本事業による林道幟山線は平成四年度で完成しており、深沢線については平成六年度完成予定となっている。今後の計画としては、平成八年度から実施される新総合開発計画の中に桧山地区の林道整備を盛り込みたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、農業振興地域整備計画策定再編事業の進め方について触れられ、当局から、本事業は、農業振興地域を定め、地域を総合的に整備するための整備計画を策定するもので、農業関係団体の代表等で組織する農業振興地域整備促進協議会で原案を作成し、コンサルタントに整理を委託して完成させるものである、との答弁があったのであります。これについて、こうした事業の指針となる本市の農業の基本的な柱を持つべきであり、そのための総合的な組織を設け、その中で本市独自の農業施策を展開するべきではないかとただしたのに対し、当局から、今後の課題として検討していく、との答弁があったのであります。 また、本市の農業振興の一助として期待されている秋田県農業試験場の誘致に関し、移転計画の進行状況について質疑があり、当局から、県では当初、平成五年度中に候補地を絞りたいとしていたが、候補地が十地区もあり、比較検討する時間がまだ必要であることや、検討材料となるはずの五年度の作柄が冷害のため参考にならないことから、五年度中には決定できず六年度になると聞いている。なお、作柄を参考にすることから、決定は秋ころになると考えられる、との答弁があったのであります。 また、農業集落排水事業への取り組みについて触れられ、当局から、パンフレットの配付等PRは行っているが、受益者負担が伴うため、今のところ希望は出ていない。今後、希望が出てくれば対応していく、との答弁があったのであります。 また、市民菜園が大変喜ばれている一方で、毎年、抽選で数人が落とされていることから、区画をふやすことができないかとただしたのに対し、当局から、他に適地も見つからず、現在地もこれ以上区画をふやすことができないことから、今のところ拡大はできない。また、希望申し込みが横ばい状態でもあり、しばらく様子を見守りたい、との答弁があったのであります。 次に、七款商工費は六億九千百八十四万三千円の計上で、この主な内容は、中小企業等融資対策費、企業開発費、財団法人秋田県木材加工推進機構出捐金のほか、能代ねぶながし館整備等事業費であります。 審査の過程において、能代ねぶながし館は大変好評を得ているものの、いまひとつ物足りなさを感じることから、その充実策について触れられ、当局から、能代エナジアムパークは、昨年のオープン以来十五万人の入場者を数え、大変な人気となっている。その中で、能代ねぶながし館については、順次整備をすることとし、これまで二基の灯篭が展示されているのみであったが、新年度の整備事業としてマネキン二十体に浴衣を着せて展示することになっている。今後も、入場者や市民の声を聞きながら、充実策を検討していきたい、との答弁があったのであります。 また、昨年の夏に実施した、能代エナジアムパーク周辺交通体系市場調査の調査結果を踏まえた取り組みについてただしたのに対し、当局から、能代エナジアムパークのオープンにより、能代港周辺の観光資源の充実が図られたことから、昨年の夏休み期間に合わせ、定期観光バス運行の可能性を探るため同調査を実施し、この度、その分析結果が出たが、採算性の面で厳しく、運行の可能性としては、ゴールデンウイークや夏休み期間に限定することなどが必要とのことであった。今後は、飲食施設を初めとする施設の充実や、周辺の観光資源のリンク性を高めるなどの施策を検討しながら、まずは期間を限定した路線バスの運行を目指し、事業者に要望するなど、交通の利便性を確保するため前向きに検討していく、との答弁があったのであります。 また、浅内鉱さい堆積場跡地の利活用計画が進んでいないことから、地元である市が主体となり、もっと積極的に取り組むべきではないかとただしたのに対し、当局から、これについては、平成三年には浅内鉱さい堆積場利活用促進懇談会を設け、これまでも、地元の意向調査やアンケート調査などをしながら検討を重ねてきているが、経済の低迷などにより、なかなか進めない状況にある。主体は土地の所有者である県にあるが、地元の意向を尊重するとしていることから、市としても同懇談会の中で方向性を見出せるよう考えていきたい、との答弁があったのであります。 また、おなごりフェスティバルが新年度も行われる見通しであることから、その支援について質疑があり、当局から、おなごりフェスティバルへの国の助成については、当初、三年と言われていたものが延長されてきている経緯がある。国では、これまでのおなごりフェスティバルへの取り組みや昨年のエネルギープラザの実施等を評価しており、実施団体はあくまでも活性化協議会であるが、新年度については、物産展や風の松原フェスティバル等を折り込み、滞在型イベントを目指すということで、国に対し引き続きの助成を要望しているが、国のヒアリングの段階での感触もよく、決定されるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、広域観光の重要性が言われている今日、五能線沿線連絡協議会の事業が期待されることから、この事業内容について質疑があり、当局から、本協議会は、青森県側が五所川原市初め九市町村、秋田県側が能代市、八森町、峰浜村の三市町村、そのほかにJRが会員となり、観光資源豊かな五能線沿線を県外にアピールし、地域の活性化に寄与しようとするもので、事業内容としては、観光パンフレットの作成や、宣伝方法の検討などを行っているが、昨年、白神山地が世界遺産に指定されたことで、よい宣伝材料ができたことから、今後は、ますます充実した事業展開を考えたい、との答弁があったのであります。これに対し、似たような趣旨の秋田・津軽広域観光連絡協議会というものもあり、これらをまとめ上げることも含め、なお一層活発な事業展開を検討していただきたい、との要望があったのであります。 審査の結果、歳出五款労働費中、三項労働諸費、六款農林水産業費、七款商工費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。歳出五款労働費、三項労働諸費は六万円の追加で、六款農林水産業費は九十二万三千円の追加となっておりますが、これらはいずれも各種委員の報酬改定等による追加であります。 審査の結果、歳出五款労働費中、三項労働諸費、六款農林水産業費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。(拍手)
○議長(大和市郎君) 次に、
渡辺建設委員長。 (建設委員長 渡辺千代之助君 登壇)(拍手)
◎二十六番(渡辺千代之助君) 議案第二十二号及び議案第四十一号中、
建設委員会に付託なりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算の関係部分について申し上げます。歳出五款労働費、一項失業対策費は三百三十二万八千円の計上で、これは高年齢者就業機会開発事業費であります。 次に、歳出八款土木費は、二十四億三千十万五千円の計上となっております。この主な内容は道路橋りょう費では、電源交付金による舗装改良、排水対策、橋りょう整備の各事業費のほか、赤沼一号線改良事業費で、また、都市計画費では、温泉一号線の街路事業のほか、萩の台線地区土地区画整理事業費、下水道事業特別会計への繰出金の計上で、その他各種協会、同盟会等に対する負担金や職員人件費であります。 審査の過程において、風の松原の駐車場について触れられ、当局から、風の松原を訪れるマイカ-利用者は、萩の台線沿いや勤労者総合福祉センタ-の駐車場を利用しているほか、大森神社通路沿いに車を止めており、場合によっては整備区域内の芝等を痛めることも考えられる。このため森林浴 の森周辺に駐車スペ-スを確保するため、当該地を所管する能代営林署と協議しており、許可があれば実施したいと考えている、との答弁がありましたが、これに対して、今後訪れる人の増加も見込まれることから、早急な対策を講じていただきたい、との要望があったのであります。 また、国道七号線能代南バイパスと萩の台線が合流する交差点への、交通信号機設置について触れられ、当局から、都市計画関連で、落合地区の山本組合総合病院近くと、西通町のホテル大原前、そして同所の三カ所に交通信号機を設置するよう県へ要望している。特に同所は交通量も多いほか、市民の要望も強く、交通安全対策として早期実現が望まれているので、ぜひ実現されるよう働きかけている、との答弁があったのであります。 また、道路凍結緩和舗装工事について触れられ、当局から、昨年度は一路線について実験的に施工したが、調査によると、気温が低下した降雪時にも雪が路面と密着せず、シャ-ベット状態となっており、未施工部分との差は十分確認できるものであった。それを踏まえ、本年度は、風が強く当たる部分とそうでない部分での効果を比較調査するため、山谷線の一部に施工したいと考えている、との答弁がありましたが、これに対して、これは昨年初めて施工された実験的な舗装工事であり、凍結緩和の効果がどれだけ続くか未知数である。また、その年々によって気象条件に違いがあり、それぞれの異なる条件下での効果も未知数であるので、今後、調査項目を検討し、詳細なデ-タを収集するよう継続して調査していただきたい、との要望があったのであります。 また、はまなす展望台の開閉時間について触れられ、当局から、開館時間は、五月から十月までは、午前九時から午後七時まで、十一月から四月までは、午前九時から午後四時三十分までとなっているが、この施設は、はまなす画廊、エナジアムパ-クとともに能代港周辺の観光の中心となっていることから、今後、開館、閉館時間について何らかの配慮が必要かどうか、いま少し利用状況の実績等を調査した上で検討してみたい、との答弁があったのであります。 また、向能代土地区画整理事業調査について、その調査対象に敷地の一部が入っている旧向能代小学校跡地の利用方法と、調査対象外ではあるが、周辺から生活雑排水が流入し水質汚濁が進行している中堤について、区画整理事業と一体的な整備はできないかとの質疑があり、当局から、旧向能代小学校跡地は市有地と個人から借り上げしている部分をあわせ、現在、公園として管理しており、全体的な利用方法等については今のところ考えていない。また、中堤の汚濁が進んでいることは事実で、土地区画整理事業により雨水の排水対策は行えるが、下水処理まではできず、行うとすれば下水道事業により行うことになる。当地域は下水道事業の計画区域であるが、事業認可区域には入っていないため、事業開始にはまだ相当の時間がかかり、当面、合併処理浄化槽の普及を図るなどして汚濁を防ぐしかないと考えている。なお、中堤も含めて周辺一帯を公園整備事業として整備することについて、県とも協議したが難しいとの見解であった、との答弁がありましたが、これに対して、区画整理を進めるに当たっては旧向能代小学校跡地の利用や沼地保全をセットにして取り組んでいただきたい、との要望があったのであります。 また、市営住宅の改築計画について触れられ、当局から、全体として老朽化してきてはいるが、現在のところ改築計画は持っていない。なお、本年度は住吉住宅のトイレ水洗化改造工事等を予定しており、修繕を強化しながら対応してまいりたい、との答弁があったのであります。 また、東能代駅前の駐車場への長時間駐車について触れられ、当局から、中には長時間の駐車により他の利用者が不便を来すこともあるようなので、管理をしているJRと何回か協議を行っているほか、罰則の設定等について警察とも協議したが、駐車場は道路交通法には該当しないため、無理であるとのことであった。市の調査では、他市町村への通勤者の長時間利用が多く、「長時間の駐車はできない」旨のチラシを作成し、朝、車を置いていく人に配布することも試みたところ、最近、若干ではあるが長時間駐車の台数が減ったようで、これはチラシの効果ではないかとも考えている。今後ともJRとは協議を行い、管理が行き届くよう働きかけてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、能代港の利活用と今年度の工事内容について触れられ、当局から、能代港整備については平成三年度から始まった第八次五カ年計画に基づき、昨年から四万トンの大型岸壁やエプロン工事が実施されているほか、今後、五千トン岸壁、マリ-ナ基地、漁船の船だまりの整備等が予定されている。今年度も、総額四億三千万円で防波堤の改良工事として消波ブロックの設置のほか、下浜から中島への橋りょうの調査設計等を行う予定で、能代市の負担はその五%となっている。今後もハ-ド面では、計画に基づき整備されるよう働きかけるとともに、その利活用については、民間サイドでもっと積極的に動いていただきたいと考えている、との答弁があったのであります。 次に、歳出十一款災害復旧費、一項公共土木施設災害復旧費は一千五百六十二万二千円の計上で、これは平成五年災害の復旧事業費の計上であります。 審査の結果、歳出五款労働費、一項失業対策費と、八款土木費、十一款災害復旧費、一項公共土木施設災害復旧費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。歳出八款土木費は七万九千円の追加で、この内容は、市営住宅管理人及び土地区画整理審議委員等報酬の追加であります。 審査の結果、歳出八款土木費は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願いします。(拍手)
○議長(大和市郎君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各
委員長報告の議案第二十二号及び議案第四十一号について御異議がありますので順次採決いたします。 まず、議案第二十二号平成六年度能代市一般会計予算について起立により採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本案は各
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第四十一号平成六年度能代市
一般会計補正予算について起立により採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(大和市郎君) 起立多数であります。よって本案は各
委員長報告のとおり決しました。
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△日程第五二 議案第四十七号
人権擁護委員の候補者の推薦について
○議長(大和市郎君) 日程第五二、議案第四十七号
人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。当局の説明を求めます。桜田総務部長。
◎総務部長(桜田栄一君) 議案第四十七号について御説明いたします。本案は、
人権擁護委員の候補の推薦についてでありまして、このたび人権思想の一層の普及と活動の拡大を図るため、法務省より定数を八名から九名にする旨の通知がありました。新たに佐々木利雄さんを推薦するものであります。佐々木さんは、能代工業高校を卒業された後、東北電力株式会社、能代発電工業株式会社に勤め、昨年、退職されております。また、昭和三十九年から現在まで保護司としての活動も続けられておられます。以上、
人権擁護委員の候補者として
人権擁護委員法に基づき、議会の意見を求めるものであります。よろしくお願いいたします。
○議長(大和市郎君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は、同意することに決しました。
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△日程第五三 議会議案第一号学校週五日制の完全実施に関する
意見書提出について
○議長(大和市郎君) 日程第五十三、議会議案第一号学校週五日制の完全実施に関する
意見書提出についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。 (「説明省略」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって本案は原案どおり決しました。
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△日程第五四 議会議案第二号
地方バス路線運行維持対策要綱の適用期間の延長等に関する
意見書提出について外一件
○議長(大和市郎君) 日程第五四、議会議案第二号
地方バス路線運行維持対策要綱の適用期間の延長等に関する
意見書提出について、日程第五五、議会議案第三号二百海里漁業水域の全面適用に関する
意見書提出について、以上の二案を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。 (「説明省略」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上の二案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の二案は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大和市郎君) 御異議なしと認めます。よって以上の二案は原案どおり決しました。
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○議長(大和市郎君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。 午後四時十三分 閉会 議長 大和市郎 副議長 塚本定雄 署名議員 今野藤悦 署名議員 中田 満...